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第113集

ザ・ワールド・イズ・マイン
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻

作者:新井英樹
定価:1344円
現在全5巻発売中
掲載雑誌:週刊ヤングサンデー
出版社:エンターブレイン
おすすめ度:☆☆☆☆☆


理由無き大量無差別殺人者の主人公と友人との警察から逃れる逃亡生活の過程、テロリストを追う警察や殺されていく街の人達、そして同時進行で進む謎の巨大生物による天災を描いたマンガです。一応"新説"という題名が銘打ってありますが、すでに絶版となった全14巻の単行本『ザ・ワールド・イズ・マイン』の豪華版となっていますので内容は特に変わっていないと思います。殺人鬼が主人公なのでやはり過激なシーンが多くまた、終盤の混沌とした話や初めのつかみの悪さが読む人を選ぶと思う。同時期の同じ雑誌に掲載されていた『殺し屋1』と比較されることが多く、内容も悪の主人公が正義を社会に対して問うという形をとっているため似たような雰囲気が作中にかいま見られる。無差別、同時テロという現実から遠く離れた事件が多く起こるが、事件が起こっている様子を中継しているTVを見ながら性行為を行っているカップル、無差別テロを模倣する一般人、悪の象徴のはずの主人公と煽るマスメディアなど読んでいて非現実感を感じない要素が作中の至る所に散りばめられている。悪の肯定というよりは、人の愚かさを荒々しくもしっかりと描いている物語だと思います。また、癖がかなり強く人間味溢れる登場人物が多数登場し、むしろ癖の無い登場人物を捜す方が難しいのは、しっかりとした物語の枠をさらに強めてはいるが、少々味が濃すぎると個人的には感じた。物語が進むにつれ表情を変えていく主人公の友人や、違和感無く読める大胆なコマ割りなど細かい点を見ても丹念に描かれていて何回読んでも飽きない、もう一度読みたいと思う作りとなっている。『殺し屋1』はあまり面白いと思いませんでしたが、このマンガはとても心に残るマンガでした。笑いや緻密なストーリー展開が無いマンガにしては、一気に熱中して読めるのはやはり駆け足の様に過ぎていくドラマの様な人間模様をしっかりと作者が描いているからだろう。
好き嫌いが分かれるマンガですが全巻を通して読んで全5巻とは思えない程充実し、満足出来る内容となっていることに違いは無いと思います。賛否両論あるラストも読んで損をする見難いものではなく、好印象を持てる終わり方だと思う。ぜひ機会があれば読んで頂きたいマンガです。
俺は俺を肯定するという言葉が気になる人は、1回読んでみてはいかかでしょうか?
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新井英樹 | CM(-) | TB(0) 2008.05.24(Sat) 19:07
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